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【提案事例のご紹介】軍艦ボイラー内に発生する防錆対策

有限会社アワパックの軍艦ボイラー内に発生する防錆対策。
ご提案事例をご紹介します。

お客様・条件

業 種:海軍(イギリス)
対象物:軍艦ボイラー
条 件:タンク・配管内・冷却システムの長期防錆

<現状の問題・課題>

イギリス海軍が保有する22型フリゲート艦と42型駆逐艦は、補助ボイラーのコイルが腐食により劣化してしまうという問題を抱えていた。そこで海軍は、閉鎖ループシステム用の液体気化性防錆剤であるコーテックVpCI-649の防錆試験を、半年間行うことにした。

使用した防錆部材

VpCI-649液体気化性防錆剤

使用方法・特長

ボイラー室内

比較的新しい軍艦に設置された2つボイラーを用い、一方にはVpCI-649を処理。もう一方は未処理で半年間試験。VpCI-649は、ボイラーなど水関連の機器、設備に発生する侵攻性の錆を長期防錆。また、接触と気化の2つの防錆機能を持ち、空洞部など接触防錆剤が届かない場所の防錆も可能に。更に、環境にもやさしく、排水トラブルも無縁となる。

お客様の声・効果

半年後、2つのボイラーを点検、VpCI-649を未処理のボイラーには、変質や錆が見られたのに対し、VpCI-649が添加されたボイラーには、変質や錆が見られなかった。そればかりか、他タンクに対しても防錆効果が認められ、VpCI-649を使用することによって、かなりの費用が削減できることがわかり、採用に至る。

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